院長紹介/アクセス

助産師　加納 ちと江

豊田市内の産婦人科病院で昭和６３年より３０年以上にわたり勤務して参りました。
生まれたあかちゃんが成長し、やがて再びお産に訪れる、あるいは赤ちゃんのお父さんとなって再会する喜びがあります。
時の流れを感じ、感慨深い瞬間です。
これまでに、本当に数えきれない大勢のご家族様に出逢わせていただきました。
様々な出産に出逢い、お一人お一人のかけがえのない瞬間、キラキラと輝き幸福感に満ち足りた場面に立ち会わせていただきました。
心より感謝しております。
同時に沢山の痛みや、苦悩とも出会い、どうしたら少しでも笑顔を取り戻せるか、悩みました。
生み育てるという最も素晴らしい経験を女性のもつ助産力で引き出し、自然の力を大切にと思いながらも現状をみると医学の進歩は必要不可欠である場面に何度も遭遇してきました。 医療の大切さ、ありがたさを改めて思うようにもなりました。
医療と民間療法の共存共栄、認め合い、今以上に共存と共にひとりの命と向き合える時代を思い描くようになりました。
６３歳を機に、今度は「助産院としてより身近な存在でありたい」と思い、医療・民間療法の共存に取り組んで行きたいと思っております。
身体と向き合って産前産後にとどまらず命を繋ぐお手伝いをさせていただきたいと決断しました。
そして、母乳育児は、私の永遠のテーマです。大勢の方をみさせていただく中で、正解はひとつではなく、ママと赤ちゃんでつくりあげていくものと思うようになりました。
どうぞ、困ったときには、私も仲間に入れてください。皆様の笑顔のお役に立てますようお手伝いをさせていただきます。